チャンピオンズリーグで優勝したレアル・マドリー【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝が現地時間26日に行われ、レアル・マドリーがリバプールに3-1で勝利。3連覇となる優勝を飾った。
マドリーは最近5年間で実に4度目となる欧州制覇。過去5年で唯一優勝を逃した2014/15シーズンも、同じスペインのバルセロナがCL王者となった。同一国のチームが5年連続で欧州王者となるのは1956年から60年までのマドリー5連覇と、1977年から83年にかけてのイングランド勢6年連続優勝に続いて大会史上3回目のことだ。
スペイン勢がトロフィーを独占しているのはCLだけではない。ヨーロッパリーグ(EL)でも、今季優勝を飾ったアトレティコ・マドリーを含めて最近5年間で4回スペイン勢が優勝している。
2014年から16年まではセビージャがELで3年連続優勝。昨季はマンチェスター・ユナイテッドがスペイン勢の連覇を幅んだが、今季はまたもスペインの2チームによる「2冠」が実現した。
より長いスパンで見ても、過去10年でCLでは7回、ELでは6回スペイン勢が優勝を飾っており、20冠のうち13冠を占める。圧倒的支配はいつまで続いていくのだろうか。
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