リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝が現地時間26日に行われ、レアル・マドリーがリバプールを3-1で下して優勝を飾った。リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、タイトルの懸かる試合でまたしても勝つことができなかった。
クロップ監督はこれまでの監督キャリアで7つの決勝戦を戦ってきた。だが、その最初の試合に勝利を収めて以来、6試合連続で敗れる結果となってしまっている。
クロップ監督が初めて決勝戦を戦ったのはボルシア・ドルトムントを率いていた2012年。DFBポカール(ドイツ杯)決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、香川真司の先制点などで5-2の勝利を収めてタイトルを獲得した。
だがその後、タイトルを争う試合では敗戦が続いている。2013年CL決勝ではバイエルンとのドイツ対決に1-2で敗れ、翌年のDFBポカール決勝でも再びバイエルンに敗戦。ドルトムントでのラストマッチとなった2015年DFBポカール決勝でもヴォルフスブルクに敗れた。
リバプール監督に就任してからも、チームを3回の決勝戦へ導きながらタイトルを獲得できていない。1年目の2015/16シーズンはキャピタル・ワン・カップ(リーグ杯)決勝でマンチェスター・シティに敗れ、ヨーロッパリーグ決勝でもセビージャに敗れた。
今回のマドリー戦も含め、クロップ監督の決勝戦での戦績は1勝6敗。来季は雪辱の機会が訪れるだろうか。
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