イタリア代表のマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
新生イタリア代表では、FWマリオ・バロテッリが主将を務めることになるかもしれない。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
“悪童”で知られるバロテッリは、約4年間、イタリア代表に呼ばれていなかった。しかし、ロベルト・マンチーニ監督は自身の初陣に27歳になったかつての教え子を招集している。
イタリアでは、伝統的に代表キャップ数順にキャプテンを決める。マンチーニ監督もこの伝統を変える予定はなく、33試合出場のバロテッリは、DFマッティア・デ・シリオと並んで現在の代表で2位タイ。トップのDFレオナルド・ボヌッチが外れれば、キャプテンマークを巻く立場にある。
いずれにしても、副キャプテン以上の立ち位置となるバロテッリ。『メディアセット』は、「追放者から副キャプテンに」とタイトルをつけ、4年ぶりに招集されたバロテッリを紹介した。
イタリア代表は28日にサウジアラビアと対戦したあと、6月1日にフランスと、同4日にオランダと対戦する。素行面も大きく影響して代表から外れていたバロテッリが新生アッズーリを引っ張ることになるのだろうか。
【了】