スペインでプレーする乾貴士もイニエスタを歓迎【写真:Getty Images】
日本代表は24日、千葉県内で今月30日の国際親善試合・ガーナ戦に向けて練習を行った。
この日も別メニュー調整となった乾貴士は、合流のタイミングについて「できるだけ早くとは思っています」としつつ、「繰り返すのだけは良くないので、しっかり治すことをまずは考えて、できるだけ早く合流できるようにやりたい」と話した。
またこの日、アンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸への加入が決まった。これについて乾は「本当に素晴らしいことだと思いますし、よく日本を選んでくれたなという感じです」述べた。
「対戦もしましたけど、やっぱりすごい。本当に世界レベルのトッププレーヤーなので、日本人が見習うべきところはたくさんあると思います」
Jリーグの選手たちはイニエスタから多くのことを吸収できる、と乾は考えている。
「チームメイトになる神戸の選手もそうですし、対戦する日本の選手もいいところをしっかり見て、見習ってほしいなというか。そういう思いがあるし、羨ましいなと。できればバルセロナと対戦するときはやりたかったなと思いますし、そこらへんはすごく残念ですけど、日本にとってはすごくいいことだと思うので」
さらに乾は「最初はイニエスタも戸惑うかもしれないけど、日本人選手がサポートしないといけないですし、(イニエスタから)教えてもらうことも色々あると思う。それでお互いが上に行けるようになるんじゃないかなと思います」と、相乗効果を期待した。
そして「あれ以上、イニエスタが上に行かれても困るんですけどね(笑)」と冗談めかして話した。
(取材・文:青木務)
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