パリ・サンジェルマンのアドリアン・ラビオ【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するMFアドリアン・ラビオは、ロシア・ワールドカップに向けたフランス代表の「予備メンバー」として登録されたが、追加招集に備えることを拒否する姿勢を示した。仏紙『レキップ』などが伝えている。
フランスサッカー連盟は今月17日に、ワールドカップに向けた代表メンバー23人と、予備メンバーの11人を発表。23人のメンバーに負傷などが出た場合、予備メンバーからの追加招集が行われる可能性もある。
だが、23歳のMFラビオは正式メンバーから落選したことへの不満を隠そうとはしなかったようだ。ディディエ・デシャン監督に対して予備メンバーからの除外を要請し、追加招集に備えてコンディションを整えておくことも拒否することを伝えたという。
ラビオは2016年にフランス代表にデビューし、これまで6試合に出場。PSGではレギュラーとしてプレーし、今季はリーグ戦33試合に出場していた。
デシャン監督は23日の会見で、ラビオが予備メンバー入りを拒否したことを認め、「成長してよく考えてほしいと思う。彼がこの決断を下したのは大きな過ちだ」と苦言を呈している。
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