日本代表の井手口陽介【写真:Getty Images】
日本代表は23日、千葉県内で今月30日の国際親善試合・ガーナ戦に向けて練習を行った。
スペイン2部・レオネサの井手口陽介が合流し、同じくこの日から加わった槙野智章らと共に汗を流した。
「コンディショニングは整えてきたつもりなので、後はしっかり自信をもってやるだけだと思います」と井手口は言う。所属クラブでは満足に出場機会を得られなかったが、「折れないでやり続けることが一番だと思うので、そこは最後まで切らさずやってきたつもりです」と、腐らずに日々を過ごしてきたことを明かした。
ロシアワールドカップに臨む23人に選出されるためにも、ガーナ戦は重要になる。
「やっぱり自チームで出られなかった分、悔しい思いはしてきたので、まずそれを晴らすというか。プラス、やっぱりここからが勝負だと思うので、頑張って、なおかつ楽しめたら一番いいかなと思います」
ロシア行きの切符を掴んだ昨年8月のオーストラリア戦では、強烈なミドルを決めた。井手口陽介は自身の価値を証明することができるだろうか。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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