日本代表の香川真司(左)と本田圭佑(左)【写真:Getty Images】
22日付けの独紙『ビルト』は来月開幕するロシアワールドカップ(W杯)に出場する日本代表の特集をしている。
同紙は「サムライの心配事」と題し最初にボルシア・ドルトムントに所属する香川真司の状況について取り上げている。
「左足首の怪我で長きにわたって欠場していた香川は最終節のホッフェンハイム戦でわずか16分のみの出場となった」とコンディションの不安を心配している。一方で「昨年10月以来の日本代表に選出され30日のガーナ戦のメンバーに入った。ロシアでプレーするチャンスは上がっている」と日本代表の中では多くの経験を積んでいる事もあり本大会のメンバーには選ばれると予想している。また同紙ではヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の解任も「緊急事態」と表現し心配事の一つに入れている。
一方でキープレーヤーとしてフランクフルトでドイツ杯(DFBポカール)優勝に貢献し代表でも通算108試合に出場している経験豊富な長谷部誠の名前を挙げている。また代表のシステムを「4-3-3の超守備的戦術」と予想する中で「2010年と2014年のW杯でプレーしている31歳はW杯通算7試合で3ゴールを決めている」と本田圭佑の決定力にも注目している。
最後に「FIFAランキング60位の日本はポーランド(同10位)、コロンビア(同16位)そしてセネガル(同28)相手に対し完全にアウトサイダーだ」と厳しいグループリーグの試合になる事を予想している。
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