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宇佐美貴史、監督交代の影響をコミュニケーションで実感「表現がダイレクトに入る」

text by 編集部 photo by Getty Images

宇佐美貴史
宇佐美貴史は監督交代の影響をすでに実感しているようだ【写真:Getty Images】

 日本代表は22日、千葉県内で今月30日の国際親善試合・ガーナ戦に向けて練習を行った。

 トレーニングについて宇佐美貴史は「楽しくやれている」と話す。その理由にボールを使ったトレーニングの多さを挙げた。

「素走りよりはボールを使った中で上げていく方が選手としては嬉しいですし、その中で楽しさを持ちながらトレーニングできているかなと思います」

 練習では小さなエリアでのパス回しが行われ、この日は初日に比べてボールへの寄せが鋭くなるなど、強度が上がった。この練習メニューについて宇佐美は「狭い中でボールを失わないこと、テグさん(手倉森誠コーチ)からの『こういうポイントを注意しろ』というところを意識した上で、判断のスピードとアイデアをどれだけ出していけるかというところは意識してやった」と語った。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督から西野朗監督体制に変わったが、チーム内のルールは基本的には変わらないと言う。

「食事のテーブルが縦テーブルから円テーブルになったことや食事のタイミングとか、 少し変わったことはありますけど、基本的にハリルさんの時から普段のルールは変わっていないですね」

 指揮官の交代もあり、スタッフも日本人が名を連ねている。

「僕もドイツでやっていて、1人(通訳を)通すことで表現というのが結構変わりますし。それをダイレクトで受け取れることとか、その時のテンションとか、その時の状況で一番適した表現でダイレクトに選手に入るというのはすごく大事なこと」

 宇佐美は、監督交代によって意思疎通を図る上でのメリットを感じているようだった。

(取材・文:青木務)

【了】

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