日本代表の西野朗監督が合宿初日を終えて取材に応じた【写真:Getty Images】
日本代表は21日、千葉県内で今月30日の国際親善試合・ガーナ戦に向けた合宿をスタートさせた。
初日に集まったのは先週末までにシーズンを終えて帰国した海外組の10選手。一部を除いて別メニュー調整だったFW岡崎慎司以外は、ランニングやボール回し、体幹トレーニングなどを約1時間半にわたって消化した。
西野朗監督は「比較的フレッシュに取り組んでくれたんじゃないか」と、自身の就任後初練習を総括。そして「トップフォームにできるだけ早く近づけられるようにこの時間を使って欲しい」と今回の国内合宿の大きな目的がコンディション調整であることを強調した。
また、ガーナ戦に向けて「チームの方向性」を合わせる作業に取り組む意向も示した西野監督。ワールドカップ仕様のチームを組み立てつつ、「ここのところいい成果もパフォーマンスも見せることができていないので、本当にいいパフォーマンスを全員でやりたい」と国内での最後の強化試合での勝利を誓った。
まずは海外組のみで再スタートを切った日本代表。今後はシーズンを終えた欧州組や、Jリーグの中断期間に入った国内組が順次合流してくる。西野監督は全員が揃ってから改めてミーティングでチームの方向性や戦い方を説明する方針で、そこから本格的なチーム作りが始まる。
(取材・文:舩木渉)
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