ヘントの久保裕也【写真:Getty Images】
ベルギー1部リーグ優勝プレーオフの最終節となる第10節の試合が現地時間20日に行われ、ヘントとクラブ・ブルージュが対戦。FW久保裕也のゴールによりヘントが1-0の勝利を収めた。
すでに今季の優勝を決めているクラブ・ブルージュに対し、久保は前半28分にゴールを記録。自陣からのロングフィードを受けて裏へ抜け出し、素早いシュートで飛び出したGKを破った。
今季11点目のゴールは、ロシア・ワールドカップに出場する日本代表入りに向けた最後のアピールになるかもしれない。また、ヘントがこの勝利によりプレーオフ4位でシーズンを終えたことも代表への追加招集の後押しとなる可能性がある。
日本代表の西野朗監督は今月30日に行われるガーナ代表との国際親善試合に向けた代表メンバー27人を18日に発表。ワールドカップ本大会に向けた代表候補にもなるそのメンバーの中に久保の名前はなかった。
だが西野監督は久保について、状況次第では追加招集もあり得ると話していた。その際に影響するのがヘントの試合日程だ。
プレーオフ最終節で勝てなければヘントは5位に後退し、来季ヨーロッパリーグ出場を懸けて27日に行われるプレーオフを戦わなければならないところだった。だが20日の試合でシーズンを終えたことで、久保をガーナ戦前に追加招集してコンディションを確認することも状況的には可能になったと言える。
【了】