今季セリエAで優勝したユベントス【写真:Getty Images】
今季のイタリア・セリエAで7連覇となる優勝を飾ったユベントスは、全38節で実に「37通り」のメンバー構成を用いた。伊紙『トゥットスポルト』が20日付で伝えている。
ユーベは現地時間19日に今季最終節のヴェローナ戦を戦い、2-1の勝利でシーズンを締めくくった。すでに前節の時点で2位ナポリを振り切っての優勝は確定していた。
その優勝に繋がった強さの秘訣のひとつは、メンバー構成の多彩さにあるのかもしれない。『トゥットスポルト』は「カメレオンのようなユーベ」としてその事実を指摘している。
全38試合のうち、ユーベが同じ先発11人で戦ったのはわずか2試合のみ。8月26日の第2節ジェノア戦と10月22日の第9節ウディネーゼ戦だ。ブッフォン、リヒトシュタイナー、ルガーニ、キエッリーニ、アレックス・サンドロ、ピャニッチ、ケディラ、クアドラード、ディバラ、マンジュキッチ、イグアインというのがその2試合の先発メンバーだった。
その他の36試合は全て異なるメンバー構成で戦いながらも、最終的に30勝5分け3敗という成績を残した。対戦相手にとって研究や対応が容易ではないこともユーベの強さのひとつだったのかもしれない。
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