日本代表の中村航輔【写真:Getty Images】
J1の柏レイソルに所属する日本代表GK中村航輔は、20日に行われた明治安田生命J1リーグ第15節の名古屋グランパス戦で頭を強く打ち、脳震とうおよび頚椎捻挫と診断された。
名古屋戦に先発した中村は、試合終了間際の後半アディショナルタイム、ゴール前に抜け出してきたFWジョーを止めようとして交錯。ジョーの体の上を越えてピッチに転落する形となった。試合はそのまま終了し、中村は治療を受けたあと担架に乗せられてピッチから運び出された。
クラブはその後、中村の検査結果について、脳震とうおよび頚椎捻挫と発表。20日夜は大事を取って入院し、経過を観察するとのことだ。
23歳の中村は、5月30日に行われるガーナ代表との国際親善試合に向けた日本代表メンバーに選出されている。GKは3人のみが選ばれているため、そのままロシア・ワールドカップ本大会のメンバー入りを果たす可能性は高かったが、負傷の影響が気にかかるところだ。
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