井手口陽介【写真:Getty Images】
現地時間19日にスペイン2部第40節が行われ、クルトゥラル・レオネサはジムナスティックと対戦し、3-5で敗れた。MF井手口陽介は遠征に帯同したがベンチ入りはしていない。ほどんど出番がないまま、ヨーロッパで最初のシーズンを終えることになっている。
21歳の井手口は、今年1月にガンバ大阪からイングランドのリーズ・ユナイテッドへ移籍。労働許可証が下りないため、スペインのクルトゥラル・レオネサにレンタルで加入した。
井手口は1月21日にスペイン2部デビューを飾り、4試合連続で途中出場。5試合目で初先発の機会が訪れたものの前半のみで交代となると、その後は出場機会がなかった。ベンチ入りと招集外を繰り返したが、2月18日のラージョ・バジェカーノ戦を最後に公式戦出場はないまま、わずか107分の出場時間にとどまっている。
それでも日本代表の西野朗監督は、井手口を信頼し、今月30日に行われるガーナ戦のメンバーに招集した。スペイン2部は6月3日までシーズンが続くものの、クルトゥラル・レオネサ側は井手口の離脱を許可し、このまま日本代表に合流することになる。
試合勘が不安な井手口。合宿とガーナ戦でその不安を払しょくし、23人のロシアワールドカップ出場メンバーに残れるだろうか。
【了】