バイエルン・ミュンヘンが現地時間19日に行われるDFBポカール（ドイツカップ）決勝に向けた招集メンバーを発表した。GKマヌエル・ノイアーがこのメンバーに含まれている。

　バイエルンとドイツ代表で絶対的守護神だったノイアーは、負傷で長期離脱となっている。それでも信頼は揺らいでおらず、ドイツ代表は今月15日に発表したロシアワールドカップに向けた候補メンバーに同選手を含めた。

　昨年9月以降、公式戦でプレーしていないノイアーのコンディションはドイツ全体の関心事。シーズンの最後にノイアーを招集メンバーに戻したバイエルンのユップ・ハインケス監督は、「火曜日から毎日全てのメニューをこなしている」と語り、守護神の回復をアピールし、こう続けた。

「非常に良いニュースだ。模範的な姿勢で取り組み続けた結果、彼は全く痛みを感じていない。フィジカル的にはとても良い状態だ。代表も安堵のため息が出るだろう。ドイツ代表の大きな力となるはずだ」

　ただ、ハインケス監督は、フランクフルト戦でノイアーを先発させる予定がないことも明かしている。

　ドイツ代表には、バルセロナで充実したシーズンを過ごしたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンもいるが、ノイアーの経験は特別なもの。守護神はワールドカップに最高の状態で臨めるだろうか。

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