アヤックスのユスティン・クライファート【写真:Getty Images】
アヤックスのFWユスティン・クライファートが、今夏の移籍に向かっているようだ。オランダ『フォルクスラント』に対するコメントを英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
19歳のクライファートは、かつてバルセロナなどで活躍したパトリック・クライファート氏の息子で、今季は飛躍のシーズンとなった。オランダ代表デビューも飾り、将来を期待されている。
期待の才能を引き留めたいアヤックスは、クライファートとの契約延長を望んでいた。しかし、同選手は「アヤックスとは契約を更新しない」と宣言。クラブに対する不信感があることを認めた。
「僕が知らないところで、トッテナムに僕を売ろうとしていた。士気が下がるし、信頼もなくなるものだ」
「僕は残るつもりでいたけど、最近はいろいろなことが起きた。ファンはお金のことだけだと思っているけど、僕が望んでいることを分かっている人もいる。大事なのはサッカーだ。自分をもっと成長させたい」
今季リーグ戦で10得点5アシストを記録したクライファートには、マンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、チェルシー、バルセロナ、パリ・サンジェルマンといったビッグクラブが関心を示しているものとみられている。
アヤックスとの関係に亀裂が入ったオランダ期待の才能は、どこへ行くのだろうか。
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