日本代表を率いる西野朗監督【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は18日、キリンチャレンジカップ ガーナ戦に臨む日本代表のメンバーを発表した。
今月14日に35名のラージリストをFIFAに提出したと西野朗監督は話したが、「残念ながら2名、コンディションによるもので、選考のできない状況に」なったことを明かした。そのため、ガーナ戦のメンバーは「33名の中から」選ぶことになった。
選考に関して、西野監督は様々な要素を加味したと述べる。
「ワールドカップ前に非常にタイト中でゲームスケジュールをこなしていかなければならない。刻々と選手の状態が変わっていく中、リストも日々変えざるをえない状況でした。現在非常に調子のいい、高いパフォーマンスを出している選手たち。今までの実績、経験値のある選手たち。これから将来にポテンシャルの高い、可能性のある選手たち。選考に関して分析すべき要素がたくさんありますけれども、とにかく1ヶ月後に迫っているワールドカップ。6月19日にワールドカップの大舞台で最高のコンディションになるであろう、そういう選手たちを予測、自分の中でそういう選手たちを招集して、どういうチームができるのか、そういう想像力も働かせながら選手たち、チームを見ていかなければならない」
本大会に臨む23人も、この中から選ばれることになりそうだ。「もちろん基本的にはこの27名の中からという考えは持っています」と話す西野監督は、「30日にガーナ戦がありますから、あくまでそれ以前にキャンプの中での状況で追加招集を受ける選手も、バックアップの選手はそういう準備をしていただきたい」と、まずは月末の試合に向けて全力を尽くす意思を明かす。
そして「ゲームが終わった後の状況ではありますけれども、そのタイミングで入ってくる選手も考えられるということ。もちろんガーナ戦がロシアの大会への第一歩であることは間違いない。そのテストに対しての27名ですから、基本的にはこの27名からという考えは持っています」と語った。
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