ロシア1部のゼニト・サンクトペテルブルクは13日、ロベルト・マンチーニ監督との契約を5月14日付で解消することを発表した。

　マンチーニ監督は昨年夏にゼニト指揮官に就任。3年契約を交わしていたが、2年間を残して契約を解消することになった。13日に行われているロシア1部リーグ最終節のSKAハバロフスク戦での指揮が最後の仕事となる。

　最終節を残した時点でゼニトはリーグ5位。来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得は逃し、ヨーロッパリーグに出場することが決まっている。

　イタリアメディアでは、マンチーニ監督はイタリア代表の次期監督に就任することが濃厚であるとここ数日報じられていた。すでにイタリアサッカー連盟とは年俸200万ユーロ（約2億6000万円）の2年契約で合意し、ゼニトとの契約解消に向けた交渉だけが最後のハードルだとの見方もあった。契約解消が決まったことで、代表監督就任は秒読み段階に入ったと言えるのかもしれない。

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