アルゼンチン国旗【写真:Getty Images】
アルゼンチン3部リーグのデフェンソーレス・デ・ベルグラーノに所属していた22歳のゴンサロ・アギーレが、5歳の義理の息子に性的暴行を加えた上で殺害したとして逮捕されるという衝撃の事件が起こった。10日付アルゼンチン紙『クラリン』が伝えている。
報道によれば、アギーレは今月8日の夜に義理の息子と2人で過ごしていたが、「息子が事故に遭った」として隣人に助けを求めた。息子は病院へ搬送されたが死亡が確認された。
20歳の母親は仕事のため不在だったという。アギーレは息子がバスルームで転倒して頭を打ったと説明したとのことだ。
しかし、その後行われた検死の結果は衝撃的なものだった。息子には性的暴行を受けた痕跡があり、死因も殴打によるものだと特定されたという。この結果を受け、息子の通夜に参加した直後だったアギーレが逮捕された。
デフェンソーレス・デ・ベルグラーノはSNSを通して公式声明を出し、アギーレは「契約を結んでいたが、6ヶ月前から練習に姿を見せていなかった」と説明。契約不履行によりすでに同クラブの所属選手ではないと述べている。
クラブのマルセロ・アチレ会長は、「選手としては非常に優れており、1部リーグで何試合かプレーしたこともあった。こんなことが起こるとは全く考えられなかった」とアルゼンチン『テラム』にコメントしている。
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