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伊藤達哉、幻のブンデス初ゴールは「悔しい」。奇跡の残留を「諦めてはいない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ハンブルガーSVの伊藤達哉【写真:Getty Images】

 ハンブルガーSV(HSV)に所属するFW伊藤達哉は幻に終わったブンデスリーガ初得点の場面について語っている。

 現地時間5日、ブンデスリーガ第33節がドイツ各地で行われHSVは敵地でフランクフルトと対戦し0-3で敗れた。この試合の25分にゴール前に走り出した伊藤が見方からのパスを受けゴールを決めたかに思われたがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるビデオ判定の結果オフサイドと判定され得点が認めらなかった。

 9日付けの地元紙『ハンブルガーモルゲンポスト』で取り消しとなったゴールについて伊藤は「もちろん、あの場面を後からテレビで見た。ゴールとならなかった事はとても悔しい」と語っている。続けて「判定を待っている瞬間はとても奇妙な感じがした。あの気持ちは今までに経験した事のないものだ」と当時の心境を話した。

 12日にはホームでボルシア・メンヒェングラッドバッハとの今季最終戦が行われる。現在17位と降格圏に沈むチームは残留のためには勝利が大前提となる。20歳のドリブラーは大一番を前に「我々は諦めていない」と奇跡の残留を信じている。

「ヴォルフスブルク対ケルンの結果がどうなろうと我々には関係ない。自分たちの試合に集中するだけだ」と16位のヴォルフスブルクの結果に関わらず全力を尽くすことを誓った。

【了】

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