バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第35節の試合が現地時間6日に行われ、バルセロナとレアル・マドリーが対戦。注目の「エル・クラシコ」は2-2のドローに終わった。
すでにリーガ優勝を決めているバルサはFWルイス・スアレスのゴールで先制するが、マドリーもFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで同点。前半終了間際にセルジ・ロベルトがマルセロへの暴力行為で退場となったあと、10人のバルサはリオネル・メッシのゴールで勝ち越したが、ガレス・ベイルが再び同点とするゴールを決めた。
前半終了後には、セルジ・ロベルトの退場に不服なバルサの選手たちがエルナンデス・エルナンデス主審に抗議を行う一幕もあった。マドリーのDFセルヒオ・ラモスは、メッシらが主審に「圧力をかけた」として試合後に不満を口にしている。
「メッシは通路内で少し(主審に)プレッシャーをかけていた。カメラがあったのかどうかは分からないし、後半のジャッジに影響したのかどうかも分からない」と、ラモスの試合後のコメントをスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
マドリーが2-2に追いついた数分後には、マルセロがバルサのエリア内で転倒したが笛が吹かれない場面もあった。両チームともに判定には不満を残すクラシコとなってしまったようだ。
【了】