武藤嘉紀【写真:Getty Images】
マインツのFW武藤嘉紀が、現地時間5日に行われたボルシア・ドルトムント戦のあとにコメントを残した。日本代表への思いを語っている。
ドルトムント戦でゴールを決めた武藤は、今季8得点を挙げた。これは自身最多の記録で、ロシアワールドカップに臨む日本代表に強くアピールした格好だ。
代表入りについて問われた武藤は、「いやいや」と笑顔を浮かべ、「それはもちろん願ってますよ。やっぱり海外にいると、代表に対する思いというのは本当に強いですし、日の丸を背負うことの誇りというのもある」とコメント。
さらに「ワールドカップのことが頭から一瞬でも離れたことはないですし、選ばれなかったときはホントに悔しい思いをしました」と武藤。「あとは自分が結果を出し続けて待つしかない」という気持ちだったという。
2試合連続の活躍でゴールを決め、チームの1部残留という成果も残した。
「まあ、選ぶのは監督なので。そこはどうこう口出せないですけど。まずは結果出さないといけないですし、ホントにそれに尽きるんじゃないかな。やれることはホントにやっていると思います。あとは怪我をせず、(ブンデスリーガ)ラスト1試合。ここで浮かれて最後良いプレーができなかったら、それで評価は下がる。最後もどん欲に点を獲りにいきたい」
コンディションは、「もちろんパーフェクト」と武藤。「この間試合に戻ってきて、上がりきったかというとそうじゃなかったけど、それでも今日はつらくなかった。100%に戻ったんじゃないかな」と、かなり状態は良いようだ。
(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)
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