ジュビロ磐田の名波浩監督【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第12節の試合が2日に行われ、ジュビロ磐田が横浜F・マリノスにアウェイで3-1の勝利を収めた。磐田の名波浩監督は試合後に、DFギレルメがこの試合中に行った暴挙について謝罪の言葉を述べた。
ギレルメは75分と80分に2枚のイエローカードを受けて退場処分となったが、判定に対して怒りを抑えられず。横浜FMのMF喜田拓也の体に蹴りを入れたの続き、味方選手らの制止を受けながらピッチ外へ連れて行かれたあとも横浜FMの通訳に掴みかかろうとした。
名波監督は試合後の会見で、「スポーツ選手があるまじき行為を試合中にしたという厳然たる事実。チームを預かる身として、マリノスに関わる関係各位、ジュビロに関わる皆さんにおわびしたいと思います。申し訳ありませんでした」と謝罪を行った。
今季ブラジルから獲得したギレルメについては、「彼は時に感情をコントロールすることが難しい選手で、それが分かっていて獲得しました」と名波監督。特に、3週間前に家族が来日するまでは感情面で不安定な状態にあったという。
「家族が来たことによって、だいぶ充実した生活を送れている感があったので、我々としてももう大丈夫かなと高をくくっている部分があった」と反省。「喜田選手やマリノスの通訳、危害を加えた方々に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と改めて謝罪の言葉を口にした。
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