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サラー、出場停止での今季終了は回避。プレミア最多得点更新に希望繋ぐ

text by 編集部 photo by Getty Images

モハメド・サラー
リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】

 リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、懸念された出場停止処分を逃れる見通しとなった。30日付の英紙『ミラー』などが伝えている。

 今季プレミアリーグでゴールを量産する活躍を見せているサラーだが、先週末に行われた第36節ストーク・シティ戦での行為が問題視されていた。相手DFブルーノ・マルティンス・インディと競り合った際、相手の顔面に拳を向けて殴ろうとする動きを取ったように見えた。

 審判団はこの行為を見逃していたが、後日の映像判定により退場に相当すると判断されれば3試合の出場停止処分を下される可能性があるとの見方もあった。今季は残り2試合となっているため、処分を受けた時点で今季終了となる。

 だがイングランドサッカー協会(FA)の規律委員会は、処分に相当しないという結論を下したようだ。出場停止は回避され、サラーは今季の残り2試合にも出場できることが見込まれている。

 サラーは現在までに、38試合制ではプレミアリーグ歴代最多タイの31ゴールを記録している。今週末のチェルシー戦と来週末の最終節ブライトン戦での記録更新に期待がかかる。また、「欧州得点王」に贈られるゴールデンシュー争いでもバルセロナのFWリオネル・メッシを1点差で追っている。

【了】

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