バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
現地時間29日にリーガエスパニョーラ第36節の試合が行われ、バルセロナがデポルティボにアウェイで4-2の勝利を収めた。バルサの今季リーグ優勝が決定したこの試合で、FWリオネル・メッシはハットトリックを達成した。
スペイン『ムンド・デポルティボ』や『スポルト』などは、メッシがこの3得点によりキャリア通算1000ゴールを達成したと伝えている。バルサのトップチームでは公式戦通算550得点だが、その他にアルゼンチン代表やユースチーム時代、親善試合での得点数も含めての数字だ。
だが、今年1月7日のレバンテ戦でゴールを決めた際にも、メッシは通算1000得点を達成したと一部メディアで報じられたことがあった。アルゼンチン『TyCスポーツ』は、メッシがブラジルの「王様」ペレに続く偉業を達成したと伝えていた。
二つの「1000得点」の差は、チャリティーマッチでの得点数を集計に含めるかどうかにあるようだ。1月の時点ではチャリティーマッチでの計23得点を含めて1000得点と伝えられていたが、その後バルサで23得点を記録したことで、チャリティーマッチを除いて1000得点ということになった。
通常はチャリティーマッチだけでなく、ユースチームや親善試合でのゴールもキャリア通算得点には集計しない場合が多い。いずれにしても、メッシがキャリアを通して驚異的な数のゴールを積み重ねてきたことは間違いない。
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