エバートンのウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
エバートンに所属する元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、わずか1年でこのクラブを再び離れることになるかもしれない。英紙『ミラー』が28日付で伝えた。
マンチェスター・ユナイテッドのエースとして長年活躍してきたルーニーだが、徐々にチーム内での序列が低下し、昨年夏にはついに移籍を決意。2004年にユナイテッドへ移籍するまで在籍していたエバートンに13年ぶりの復帰を果たした。
今季エバートンではチーム最多のプレミアリーグ10得点を記録しているが、クラブのオーナーはルーニーも含めた大型補強の成果が十分に出ていないことに不満を抱き、監督交代や選手の入れ替えなど今季終了後に大幅な改革を検討しているという。
その一環として、ルーニーに対してもオファーがあれば耳を傾ける準備があるとみられている。加入からわずか1年で、エバートンに2度めの別れを告げることもあり得るのだろうか。
ルーニーはイングランドの他クラブでプレーすることは望んでおらず、移籍先として可能性があるのは中国やMLS(メジャーリーグサッカー)ではないかとみられる。デイビッド・ベッカム氏が設立するマイアミのチームも新天地の候補に挙げられている。
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