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横浜FM、鹿島下して待望のホーム初勝利。名門同士の“下位対決”を3-0で制す

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

横浜F・マリノス
横浜F・マリノスのサポーター【写真:Getty Images for DAZN】

【横浜F・マリノス 3-0 鹿島アントラーズ J1第11節】

 明治安田生命J1リーグ第11節の試合が28日に行われ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦した。

 Jリーグ創設以来一度もトップリーグからの降格を経験していない名門クラブ同士の激突。だが両者ともにここまで苦戦を強いられており、前節終了時点で鹿島14位、横浜FM15位という降格圏間際での下位対決となった。

 早い時間に先手を取ったのは前節から先発4人を入れ替えた横浜FM。左サイドでボールを受けた天野純がシュートを放つと、相手DFに当たってコースの変わったボールに遠藤渓太が素早く反応し、頭で触ってゴールマウスに押し込んだ。

 さらに21分には横浜FMがリードを広げる。ペナルティーエリア手前右側でFKを獲得すると、蹴るのは天野。左足でのシュートが綺麗な弧を描き、右ポストに当たってネットに収まった。

 2点ビハインドを背負った後はある程度ペースを取り戻した鹿島だが、今季の大きな課題となっている得点力不足は克服ならず。逆に66分には3点目を奪われてしまう。天野からのクロスを交代で入ったばかりの仲川輝人が折り返し、最後は中町公祐が蹴り込んだ。

 そのまま試合終了を迎え、横浜FMは6試合ぶりの白星。ホームでは今季初勝利となった。鹿島は横浜FMに抜かれて15位に順位を下げている。

【得点者】
7分 1-0 遠藤渓太(横浜FM)
21分 2-0 天野純(横浜FM)
66分 3-0 中町公祐(横浜FM)

【了】

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