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「恥ずかしい、理解に苦しむ」。FAの不適切ツイートにトッテナム指揮官が苦言

text by 編集部 photo by Getty Images

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クリス・スモーリング(左)とハリー・ケイン(右)【写真:Getty Images】

 トッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、イングランドサッカー協会(FA)に苦言を呈した。英紙『テレグラフ』などが伝えている。

 先週行われたFAカップ準決勝でトッテナムはマンチェスター・ユナイテッドに敗れた。この試合ではFWハリー・ケインがユナイテッドのDFクリス・スモーリングに封じられている。

 FAはこの試合のあと公式ツイッターで「クリス、君のポケットには何が入っているんだい?」と記し、スモーリングが「ハリー・ケイン」と一言話す動画を掲載した。これが不適切ではないかとの指摘を受け、FAは後日、謝罪している。

 この件について問われたポチェッティーノ監督は、「恥ずかしいよ。FAはイングランドのサッカーそのものだ。ハリー・ケインはワールドカップで(イングランド代表の)キャプテンになるかもしれない選手だ。理解に苦しむね」と語った。

 すでにFAは謝罪をしたが、「失望したよ」とトッテナム指揮官。「数日後に謝罪があった。だが、実際に起きたことだ。我々の財産、我々のイングランド人選手、我々の若手選手をもっと保護しなければいけない」と述べている。

 他国の指揮官にイングランド代表の保護について指摘されてしまったFA。今後はより一層の配慮が求められることになりそうだ。

【了】

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