元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチ氏【写真:Getty Images】
ヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表前監督は27日、都内で記者会見を行った。
監督解任について同氏は「4月7日以来、私の人生で一番辛いといってもいい日々を過ごしてきました。そして人間として深く失望しました」と心境を吐露している。
そして、日本代表監督として成し遂げた成果について「しっかりワールドカップの予選を通過させました」と述べた。「日本のサッカーには何か欠けたものがあると思いました」と言うハリルホジッチ氏は、この国のサッカーを強化するために奮闘してきた。
しかし、3月の欧州遠征後の今月7日、日本サッカー協会の田嶋幸三会長から解任を告げられた。
「私はハイレベルなサッカーで45年間仕事をしてきて、監督という職業は大変儚いもので、どんな時に何が起こるかわからない」と、この仕事の難しさを理解していた。しかし、こう話している。
「私自身、ちょっと物事を知らなかったのかもしれません。私自身はそんなことを今回はしていません。日本でやっていたこと、しっかり仕事をして、我がチームが成功するためにやってきた仕事ばかりだったからです」
そんなハリルホジッチ氏だが、今回の出来事については「私に対して忠告されたことに対しては大変失望し、私に対するリスペクトがなかったように思いました」と語った。
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