ヴァイッド・ハリルホジッチ前日本代表監督は今どこに?【写真:Getty Images】
来日したサッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ前監督が未だ日本サッカー協会(JFA)を訪れず、JFAと話し合いをしていないことが関係各所への取材で分かった。
4月9日、JFAの田嶋幸三会長より電撃的な解任が発表されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏。突然の解任に本人は納得しておらず、21日(土曜日)に来日。27日(金曜日)には記者会見を行う予定だが、それまでにJFA側と何らかの話し合いが行われると思われていた。
ところが、昨日24日(火曜日)夕方時点でもハリルホジッチ氏はJFAに姿を見せていない。来日時に羽田空港で取材に応じた以外は姿を見せておらず、「行方知れず」の状態となっている。
解任に際して法的な問題点はなく、JFAとしては本来の契約期間であるロシアワールドカップ終了後までの報酬は満額支払う予定。また、田嶋会長と西野朗新監督(前技術委員長)は報道陣を通じてハリルホジッチ氏と会う予定がないことを語っていたが、JFAとしては本人からの申し出があれば話し合いに応じるつもりだという。
解任から今まで、ハリルホジッチ氏本人が求めていたのは「真相」だ。そうであればJFAとの話し合いは必須と思われるが、未だ実現していない。記者会見は27日で、本日(水曜日)と明日(木曜日)の2日間しか猶予がない。
果たしてこの2日間で何か進展はあるのか。あるいは何もなく記者会見を迎えるのか。ハリルホジッチ氏の動向に注目だ。
【了】