マンチェスター・ユナイテッドのアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
イングランド・FAカップ準決勝が現地時間21日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドがトッテナムに2-1の勝利を収めて決勝進出を果たした。
前半11分にMFデル・アリに先制点を奪われたユナイテッドだが、24分にはMFポール・ポグバのクロスに合わせたFWアレクシス・サンチェスが同点ゴール。63分にはMFアンデル・エレーラのゴールで逆転し、2年ぶりの決勝進出を決めた。
同点ゴールを決めたサンチェスは、この日の会場となったイングランドの“聖地”ウェンブリー・スタジアムでの試合を非常に得意としている。スポーツのデータ分析を手がける『Opta』によれば、ウェンブリーでの通算成績は8試合に出場して8ゴールとなった。
2013年にはチリ代表としてウェンブリーでイングランド代表と対戦し、2ゴールを記録。その後加入したアーセナルでも2014/15シーズンのFAカップ準決勝レディング戦(2点)、決勝アストン・ビラ戦、昨季の準決勝マンチェスター・シティ戦、決勝チェルシー戦でゴールを記録してきた。
22日にはもう1試合の準決勝が行われ、チェルシーとサウサンプトンが対戦する。どちらが決勝へ進んだとしてもサンチェスには十分に注意する必要がありそうだ。
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