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香川真司 7年前

香川真司、練習再開も復帰はまだ。「手負い」のドルト、最良の薬はライバル撃破

ボルシア・ドルトムントは20日、ブンデスリーガ第31節でCL出場権を争うレバークーゼンと対戦する。前節ダービーに敗れ、エースを負傷で失ったドルトムントは、多くの傷を抱えているが、今何よりも必要なのは結果だ。(取材・文:本田千尋【ドイツ】)

text by 本田千尋 photo by Getty Images

心身ともに手負いのドルトムント

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エースのバチュアイが今季絶望【写真:Getty Images】

 傷を癒せるか。4月15日に行われた“レヴィア・ダービー”で、FCシャルケ04に屈したボルシア・ドルトムント。3位から4位に後退した。そしてライバルを相手に0-2の完敗は「ただの敗北ではない」と、ペーター・シュテーガー監督は、19日の会見で語った。

「時は傷を癒す。幸いにも雰囲気は日に日に良くなっている。だが、もちろん既にダービーの敗戦がむしばんでいる。それは日常の出来事として見過ごすのは難しいものだ。普通の敗北とは訳が違った」

 さらにシャルケ戦では、ミチ・バチュアイが足首を痛めて離脱。今季の残りの試合は全て欠場することになった。チェルシーFCからレンタルで加入していたベルギー代表FWは、一足早くチームに別れを告げた。

 心理的なダメージを抱えるだけではない。ピエール=エメリク・オーバメヤンが去った後の“新エース”も欠いて、21日のブンデスリーガ第31節、バイヤー・レバークーゼン戦に臨むドルトムント。苦しい状況で迎える3位との直接対決は、来季チャンピオンズリーグ出場権確保のためにも、まさに地力が問われる一戦となりそうだ。

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