バルセロナ【写真:Getty Images】
現地時間17日にリーガエスパニョーラ第33節の試合が行われ、バルセロナはアウェイでセルタと対戦して2-2のドローに終わった。この試合ではバルサにとって「16年ぶり」となる珍事が起きたことをスペイン紙『マルカ』などが伝えている。
エルネスト・バルベルデ監督はミッドウィークのこの試合に向けて先発メンバーを変更。FWリオネル・メッシやDFジョルディ・アルバ、MFセルジ・ロベルトらはベンチスタートとなり、DFジェラール・ピケ、MFセルヒオ・ブスケッツ、MFアンドレス・イニエスタらはベンチにも入らなかった。
先発で出場したバルサのメンバーはGKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲン、DFネウソン・セメド、ジェリー・ミナ、トーマス・ヴェルメーレン、リュカ・ディーニュ、MFアンドレ・ゴメス、パウリーニョ、フィリッペ・コウチーニョ、デニス・スアレス、FWパコ・アルカセル、ウスマン・デンベレという11人。これはリーガの試合では16年ぶりに、バルサの「カンテラ」(下部組織)出身者が一人もいない先発メンバーとなった。
下部組織出身者が一人もいない先発メンバーの前回の例は2002年4月6日のアスレティック・ビルバオ戦。当時の先発にはフィリップ・コクー氏やルイス・エンリケ氏、リバウド氏、ハビエル・サビオラ氏などが名を連ねていた。
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