フランクフルトのニコ・コバチ監督【写真:Getty Images】
日本代表のMF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトで指揮を執るニコ・コバチ監督が解任される可能性が浮上しているようだ。15日付けの独メディア『シュポルトアインス』が報じている。
現地時間13日、バイエルン・ミュンヘンは来季から3年契約でコバチ監督を招へいする事を発表した。このニュースを受けてフランクフルトのフレディ・ボビッチSD(スポーツディレクター)は「敬意を欠いている」とチームがチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争っている重要な時期の突然の発表に怒りを露わにしていた。
なお、同メディアによると18日に行われるドイツ杯(DFBポカール)準決勝のシャルケ戦及び21日のブンデスリーガ第31節ヘルタ・ベルリン戦の結果によってはコバチ監督解任もあると伝えている。
また独紙『ビルト』はコバチ監督の後任候補としてかつてシャルケやアウクスブルクで指揮を監督を務めていたマルクス・ヴァインツィラー氏の名前が挙がっていると報じている。
コバチ監督が途中解任になった場合、ここまで主力選手としてプレーしていた長谷部とコバチ監督の下でリーグ戦わずか3試合の出場にとどまっている鎌田にとって大きな変化が訪れそうだ。
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