U-17イングランド代表のボビー・ダンカン【写真:Getty Images】
リバプールは、クラブのレジェンドであるスティーブン・ジェラード氏の従弟にあたるFWボビー・ダンカンを獲得する可能性が高まっているようだ。14日付の英紙『ザ・サン』が伝えた。
現在16歳のダンカンは、マンチェスター・シティのアカデミーに所属。U-17イングランド代表でもプレーし、同年代では国内で最も高く評価されている選手の一人だという。
15歳だった2016年11月にはU-17イングランド代表としてU-17ブラジル代表との親善試合に出場し、3ゴールを挙げて4-3の勝利に貢献。あらゆる年代を通して、初めてブラジル代表相手にハットトリックを達成したイングランド人選手となった。
だが将来を嘱望されながらもシティとの間では契約を巡る争いが発生し、ここ数ヶ月プレーできていない状況にあるとのこと。そのため17歳になる今年夏にはリバプールへ移籍することになると見込まれている。
獲得費用には補償金として20万ポンド(約3050万円)が必要になると見込まれているが、将来有望な若手選手に対するものとしては高くはない。リバプールに加入したとすれば、U-18チームの監督を務める従兄のジェラード氏のもとでプレーすることになりそうだ。
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