パチューカの本田圭佑【写真:Getty Images】
リーガMX(メキシコ1部)後期第15節の試合が現地時間14日に行われ、パチューカはホームでサントス・ラグーナに3-1の勝利を収めた。本田圭佑は1ゴール1アシストを記録する活躍を見せている。
本田は前半25分、ペナルティーアーク付近から強烈な左足シュートをゴール左隅に叩き込んで先制点を記録。前期も含めた今季リーグ戦で二桁の10ゴール目となった。さらに31分にはスルーパスでエリック・アギーレのゴールへのアシストも供給した。
現地メキシコメディアでは、この日の本田のゴールやプレーに称賛が集まっている。『ラ・プレンサ』は「天才的な本田(の活躍)でパチューカがプレーオフ進出圏内に」とこの試合について伝えた。
「本田圭佑がメキシコサッカーにやってきた時、こういう夜こそが期待されていた」「2ゴールを決めた先週のプエブラ戦に続いてまたも素晴らしいパフォーマンス。左足の強烈なシュートが高速で弧を描き、遠距離からのゴラッソ(スーパーゴール)で先制点を奪った」と本田のプレーについて記されている。
『Superlider』も本田の先制点について、「とんでもないゴラッソ」と表現。後期リーグ15試合で7得点7アシストを記録している日本人選手について「15試合で14ゴール関与は大きな数字」「夢のようなトーナメントを過ごしている」と活躍を称えた。
『エル・ディアーリオ』は「本田がパチューカの勝利を牽引」と試合について報じた。「本田はワールドカップ出場を望んでおり、そのためにはパチューカで輝かなければならないと分かっている」と、代表入りに向けて意欲的なプレーを見せている日本人選手の姿勢について伝えている。
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