パチューカ、プレーオフ圏内の8位に【写真:Getty Images】
リーガMX(メキシコ1部)後期第15節の試合が現地時間14日に行われ、パチューカはホームでサントス・ラグーナと対戦。本田圭佑の1ゴール1アシストなどで3-1の勝利を収めた。
前節のプエブラ戦では本田の2得点とFWセバスティアン・パラシオスの4得点で6-2の大勝を飾り、8位に順位を上げていたパチューカ。サントス・ラグーナ戦でも連勝を飾り、同じ順位を守っている。
レギュラーシーズンは残り2試合となり、パチューカはアウェイでの14位ケレタロ戦とホームでの17位アトラス戦を残すのみ。下位チーム相手の2試合で勝ち点を積み重ね、8位以内を維持したとすれば、リギージャと呼ばれるプレーオフへ進出することができる。
ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の電撃解任を受けて日本代表の新指揮官に就任した西野朗監督は、12日に開いた就任会見でメキシコの試合日程に言及。本田をロシア・ワールドカップに向けた構想に含めていることをうかがわせつつ、「メキシコは(シーズンが)4月中に終わってしまう」と述べ、5月まで試合があるJリーグや欧州の選手とコンディションに差が生まれる可能性を指摘していた。
だがリギージャに進出すれば、準々決勝は5月6日まで、準決勝は13日まで開催。もし決勝へ進めば最後の試合は5月20日となる。本田がワールドカップメンバーに招集される場合、パチューカがどこまで勝ち進むかによって代表合流時のコンディションが異なってくることになるかもしれない。
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