ローマは準決勝でリバプールとの対戦が決定【写真:Getty Images】
現地時間13日にチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の組み合わせ抽選会が行われたが、対戦カードが事前に決定されていたのではないかとの疑いも持たれている。
その理由は、準決勝進出チームのひとつであるローマのチケット販売担当者が犯してしまったミスにある。対戦相手となることが決まったリバプールとの試合のチケット販売が、抽選前日の時点で告知されていたのだ。
伊紙『テンポ』が12日付で伝えたところによれば、ローマのシーズンチケットホルダーに向けたチケット販売ページに、「2018年5月2日 ローマ対リバプール」という試合が表示されていたとのこと。すぐに修正されたようだが、修正前の画面だとされるスクリーンショットが出回っている。
その時点では、ウェブサイトのテストを行った際の単なるミスだと伝えられていた。しかし翌13日に行われた抽選結果は、そのページに表示されていた通りのものとなった。
準決勝には4チームが残っているため、ローマがリバプールと対戦する確率は、抽選が公平だとすれば「3分の1」だった。だが、ローマのホームゲームが2ndレグの5月2日に開催されることも含めれば、全く同じ抽選結果となる確率は「12分の1」だったと言える。偶然による的中なのだろうか。
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