日本代表の新監督に就任した西野朗氏【写真:田中伸弥】
ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の解任を受け日本代表の新監督に就任した西野朗氏が12日、都内で記者会見を行った
信頼関係の薄れがハリルホジッチ氏解任の一因となったと田嶋幸三会長は述べたが、西野新監督は選手たちとどのように向き合っていくのだろうか。
「指導者にとって信頼関係を構築することは、数字でも測れません。雰囲気で感じるのが、私自身もスタートで使っている選手以外はどうなのかなと感じているところもりました。チームの方向性があっている中で、逸脱している選手、感覚的にちょっと、という選手もたくさんいます。そういう選手達も一つの目標に向かっている中であれば全く問題ないと思うところでもある」
決して仲良しチームである必要はなく、同じ目標を共有していることが重要だ。
「信頼関係というのは、本当にチームを良くしたい、勝ちたい、タイトルを獲りたい、という方向に向かっていく状況を作ることだと思っている。試合に出場できなかったり、制限があることもたくさんある。最後は指導者も方向性や情熱、選手に対する気持ちをストレートにぶつけているかというところだと感じます。
それが決して薄れてきたということではなく、そういうものをチームの中で、いろいろな話、コミュニケーションをとった中でやっていくこと。それがチーム作りの大変なところだと思うし、集まって、ストレスを抱えたまま戻してしまうこともあるので、代表チームの中でも密にとっていかなければいけない作業かなと思っております」
チームとして一枚岩となり、ワールドカップへ向かっていきたいところだ。
【了】
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