日本代表の西野朗新監督【写真:田中伸弥】
日本サッカー協会(JFA)は12日、日本代表の新監督に就任した西野朗氏の就任会見を都内で行った。
JFAは今月9日にヴァイッド・ハリルホジッチ前監督の解任および西野新監督の就任を発表。ロシア・ワールドカップまでわずか2ヶ月あまりというタイミングでの監督交代は大きな衝撃を引き起こした。
西野新監督は会見で、就任の経緯についても説明している。「先月の末に(田嶋幸三)会長から今回の打診をいただきました。その時は正直私自身も、間違いなくハリルホジッチ監督を支えていきたいという今まで通りの気持ちでいっぱいでした」
日本代表は3月に欧州遠征を行い、23日と27日に行われた試合に1分け1敗。その直後には新監督就任の打診が行われたということになる。「これから2ヶ月で劇的にどう変えていくか考えていたところなので、自分に要求されたことに対して非常に戸惑いもありました」と新監督は語る。
「精一杯やってきましたが、足りなかったところも感じていた。自分の責任でこの大会を、という考えを持つまでは戸惑いを持っていましたが、こういう事態なので、自分がという思いで最後は引き受けさせてもらいました」と就任に至るまでの思いを説明した。
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