バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグの試合が現地時間10日行われ、バルセロナはローマにアウェイで0-3の敗戦。2試合合計スコアは4-4となったが、アウェイゴール数で上回るローマが準決勝へ進み、バルサは敗退となった。
バルサはこれで3年連続のCL準々決勝敗退。2014/15シーズンに優勝を飾って以来、準決勝へ進むことができていない。
スペインのデータの専門家として知られる「ミスター・チップ」ことアレクシス・マルティン= タマヨ氏は、バルサがCLで敗退する際には必ず一つの共通点があることを指摘している。ノックアウトステージのホームとアウェイの2試合を通して、FWリオネル・メッシが1ゴールも奪えていないことだ。
メッシがトップチームにデビューして以来、バルサは2005/06、2008/09、2010/11、2014/15シーズンの4回の欧州制覇を成し遂げてきた。だがそれ以外のシーズンは、敗退に終わった際には必ずメッシが完封されている。
CLで通算125試合に出場して100ゴールを記録しているメッシを、2試合を通して無得点に抑えるのは容易ではない。だがバルサを敗退に追い込むことができているのは、それを達成できたチームということだ。
▼過去12シーズンのバルサのCL敗退時の対戦相手とラウンド
2006/07 vsリバプール(ベスト16)
2007/08 vsマンチェスター・ユナイテッド(準決勝)
2009/10 vsインテル(準決勝)
2011/12 vsチェルシー(準決勝)
2012/13 vsバイエルン・ミュンヘン(準決勝)
2013/14 vsアトレティコ・マドリー(準々決勝)
2015/16 vsアトレティコ・マドリー(準々決勝)
2016/17 vsユベントス(準々決勝)
2017/18 vsローマ(準々決勝)
【了】