リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグの試合が現地時間10日に行われ、ローマがバルセロナにホームで3-0の勝利。2試合合計4-4となり、アウェイゴール数で上回ったローマが準決勝進出を果たした。
実力的にも圧倒的優位と予想されていたバルサが1stレグで3点差をつけ、すでに勝負は決まったというのが大方の見方だった。だがローマもホームで3点差をつけることに成功し、最終的には1stレグでの1点のアウェイゴールが大きく物を言うことになった。
同時刻にはもう1試合、マンチェスター・シティ対リバプールの試合も行われ、リバプールが準決勝進出を決めた。リバプールのユルゲン・クロップ監督は、試合後にローマの結果を聞いてすぐには信じられなかったようだ。
「(試合を終え)階段を上がっていた時に誰かから聞いた。ジョークだと思ったよ」と試合後のコメントを英紙『ザ・サン』などが伝えている。
「ローマのことをリスペクトしていないわけではない。彼らは素晴らしいチームだ。単に予想してはいなかったというだけだ。可能性があることは分かっていた」とクロップ監督は続けた。
さらに、「彼らはモハメド・サラーを失いながら準決勝へ進んだ。すごいことだ!」ともコメント。サラーは昨夏ローマからリバプールへ移籍し、この日のシティ戦での同点ゴールも含めて公式戦合計39ゴールを挙げる活躍を見せている。
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