スタンドから試合を見守ったジョゼップ・グアルディオラ監督【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグの試合が現地時間10日に行われ、リバプールとマンチェスター・シティが対戦。アウェイで2-1の勝利を収めたリバプールが、2試合合計5-1で準決勝進出を決めた。
アウェイでの1stレグで0-3の敗戦を喫し、ホームでの逆転を期して臨んだシティだが、結果は連敗。開始3分で先制する幸先の良い展開となったが、後半に2ゴールを奪われてしまった。
シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、その後半の指揮を執ることができなかった。前半終了間際にレロイ・ザネのゴールがオフサイドで無効とされた判定に抗議し、ハーフタイムにレッドカードを受けたためだ。
この退席処分により、グアルディオラ監督はCLの「ワースト記録」に並ぶことになった。通算2回の退席処分を受けたことによるものだ。過去にはバルセロナを率いていた2008/09シーズンの準々決勝1stレグのバイエルン・ミュンヘン戦で、リオネル・メッシにPKが与えられなかったことに抗議してレッドカードを受けたことがあった。
スペインのデータの専門家として知られる「ミスター・チップ」ことアレクシス・マルティン= タマヨ氏によれば、過去にCLで2回退席になったことがある監督は2人のみ。現スポルティングCPのジョルジュ・ジェズス監督と、現アルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリ監督の2人だ。
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