現地時間10日にチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝2ndレグの試合が行われ、ローマはホームでバルセロナに3-0の勝利。2試合合計スコアは4-4となり、アウェイゴール数で上回るローマが準決勝進出を果たした。

　組み合わせ決定時点で圧倒的優位が予想されていたバルサが1stレグで4-1のリードを奪い、準決勝進出の行方はすでに決していたかに見えた。だがローマは大方の予想を覆し、ホームでの大逆転でバルサを敗退に追い込んだ。

　ローマサポーターは当然ながらこの勝利に熱狂。市内で快挙を祝うファンの中には、ジェームズ・パロッタ会長の姿もあった。ローマサポーターが試合の勝利後に集まる場所として知られるポポロ広場に姿を見せたパロッタ会長は、広場の噴水に着衣のまま飛び込んでサポーターの喝采を浴びた。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数メディアがその場面の動画ともに伝えている。

「今夜のような相手に対して、ローマが95分間これほど支配的に戦うのは今まで見たことがなかった。1stレグではPKが貰えないなど不運だったが、今日は信じられないことが起こった」とパロッタ会長はイタリア『プレミアム・スポルト』に語っている。

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