ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
元スウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチがレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのゴールにコメントした。
3日、チャンピオンズリーグ準々決勝1stレグの試合が行われ、レアル・マドリーがホームのユベントスに3-0で快勝した。この試合、エースのロナウドは2得点を決める大活躍を果たしたが、特に64分に決めた2ゴール目はアクロバティックなオーバヘッドシュートであったため、各方面から称賛の声が送られている。
しかし、それに対し対抗心を燃やしている選手も中にはいた。先月MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに移籍したイブラヒモビッチだ。同選手は、アメリカでのデビュー戦となったロサンゼルスFCとのダービーマッチで途中出場を果たすと、35m弾を含む2得点でチームの逆転勝利に貢献していた。
そんなスーパーなイブラヒモビッチは、『ESPN』のインタビューでロナウドのゴールに言及。「彼は美しいゴールを決めたけど、40メートルの位置から挑戦するべきだ」と語った。
同選手がそう語るのは、2012年11月に行われたスウェーデン代表対イングランド代表の親善試合で決まったゴールが理由となっている。スウェーデン代表が3-2でリードしていた91分、イブラヒモビッチはペナルティエリアを飛び出してキーパーがクリアしたボールを、バウンドさせずにそのままオーバヘッドで決めて見せたのだ。約40メートル離れた位置から決まったこのゴールは、2013年の年間最優秀ゴール賞(プスカシュ賞)に輝いている。
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