ローマのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督【写真:Getty Images】
現地時間4日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでバルセロナに大敗したローマが、判定への怒りを爆発させている。監督や選手のコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えた。
敵地カンプ・ノウで開催されたファーストレグを1-4で落としたローマは、セカンドレグの逆転が非常に厳しい状況となった。
ローマ陣営はジャッジに不満を持っている。特に試合の序盤、FWエディン・ゼコが敵陣ペナルティエリア内で倒されて笛が鳴らなかったシーンは、大きな疑惑の残る判定だった。
エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、「バルセロナはより優れたチームだ。彼らに手助けなんて必要ないはずだ」とした上で「彼らは今日の試合で、我々とレフェリーから手助けを受けた」とコメント。自分たちのミスと審判のミスが、大差につながったと指摘した。
PKを獲得したかに見えたゼコは、「僕に対するファウルは確実にあった。審判はバルサに対して笛を吹く勇気を持つべきだった」と述べている。
一方でGKアリソンは「審判のミスがあった」としながらも、「僕たちはこれを言い訳にすべきじゃない」と冷静にコメントを残した。
ローマのホームで行われるセカンドレグは、10日に開催予定だ。
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