ACLグループステージ突破を決めた鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】
【上海申花 2-2 鹿島アントラーズ ACLグループH第5節】
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループH第5節の試合が3日に行われ、鹿島アントラーズはアウェイで中国の上海申花と対戦した。
今大会2勝2分けで無敗を守っている鹿島は、グループステージ突破に王手をかけていた。アウェイで引き分け以上なら最終節を待たずに決勝トーナメント進出を決められる状況だった。
だが試合は序盤から非常に厳しい展開。13分にはオバフェミ・マルティンスに対する犬飼智也のファウルでPKを与えてしまい、これをジョバンニ・モレノに決められて先制を許す。
さらに28分にはCKから2失点目。左CKからフレディ・グアリンが上げたクロスに、負傷したマルティンスとの交代で入ったマオ・ジエンチンがヘディングで合わせて2-0とした。
敗れればグループ突破が持ち越しとなる鹿島だが、後半に入って反撃開始。58分にはレオ・シルバのクロスのこぼれ球から鈴木優磨が今季初ゴールを決めて1点差に詰め寄る。
その5分後、エリア内右サイドに侵入した鈴木からのクロスにレアンドロがボレーで合わせる。こちらも今季初ゴールで試合を振り出しに戻した。
そのまま2-2で試合終了を迎え、鹿島はグループステージ突破が決定。上海申花は敗退が決まった。同じグループのもう1試合ではシドニーFCが韓国の水原三星にアウェイで4-1の勝利を収めて突破に望みを繋いでいる。
【得点者】
13分 1-0 ジョバンニ・モレノ(上海申花)
28分 2-0 マオ・ジエンチン(上海申花)
58分 2-1 鈴木優磨(鹿島)
63分 2-2 レアンドロ(鹿島)
【了】