ウェストブロムウィッチのアラン・パーデュー監督が辞任【写真:Getty Images】
現在プレミアリーグで最下位に沈むウェストブロムウィッチ・アルビオンは2日、アラン・パーデュー監督との双方合意のもとでの契約解除を発表した。
同クラブは昨年11月末にトニー・ピュリス監督を解任した後、ガリー・メグソン暫定監督が短期間チームを率いたのち、同11月29日にパーデュー監督を招聘していた。しかし、プレミアリーグで経験豊富なベテラン指揮官は、就任後のリーグ戦18試合でわずか1勝しか挙げられず。勝率は5.5%と自身の監督キャリアでワーストの数字だった。
最大54ポイント積み上げられるはずだった勝ち点も、18試合でたった8ポイントのみ。就任直後は引き分けも多かったが、最後は先月31日のバーンリー戦まで泥沼8連敗で、あえなく退任となった。アシスタントコーチのジョン・カーバー氏もチームを去る。
今後はパーデュー前監督の下でコーチを務めていたダレン・ムーア氏が、後任監督決定まで暫定的にチームの指揮を執ることも発表されている。
ただ、ウェストブロムウィッチに残留の可能性がなくなったわけではない。最下位と残留圏内17位までの勝ち点差は10ポイントで、リーグ戦は6試合残されてる。新体制は奇跡の残留を信じ、わずかな可能性にかけた挑戦に挑むことになる。
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