トッテナムのソン・フンミン【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第32節の試合が現地時間1日に行われ、トッテナムがチェルシーにアウェイで3-1の勝利を収めた。トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、チームが3点目を記録したあと味方選手から怒鳴られる場面があった。
2-1のリードで迎えた66分、トッテナムはMFデル・アリが自身2点目となる3-1のゴールを記録。MFクリスティアン・エリクセンはその直後に、ソン・フンミンに向けて腕を振り何かを叫ぶ様子を見せた。
エリクセンは試合後に、この行為はソン・フンミンがパスを出さなかったことに対する「建設的批判」だと説明した。エリア内でボールを持ったソン・フンミンは狭いスペースで自らシュートを狙いにいき、相手選手に当たってこぼれたボールがアリの得点に繋がった。
「彼は状況を難しくしてしまった。もちろんゴールを決められたから安心できたけど、決まらなかったらソニー(ソン・フンミン)はパスを出さなかったことに強く落胆していただろうね。デルが決めてくれてラッキーだったよ」とエリクセンは試合後にコメント。英『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
アリもパスが来なかったことに不満を感じたと認めつつ、今季好調なソン・フンミンが自らゴールを狙ったことに理解も示した。「少し怒ったけど、ソニーは本当に絶好調だ。だからチャンスになれば決めてくれると期待できる。ボールを残してくれたし、僕のところに転がってくれて良かったよ」とコメントしている。
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