アンデルレヒトの森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部のシント・トロイデンは、1月の移籍市場で日本代表MF森岡亮太の獲得を狙っていたという報道を否定している。
森岡は今季前半に所属していたワースラント=ベフェレンでの活躍で大きく評価を高め、複数クラブからの関心を引きつけていたとみられる。最終的に、国内最大の名門クラブであるアンデルレヒトへ移籍することになった。
クラブ・ブルージュやヘンクなどのほか、シント・トロイデンも森岡に関心を示しているとの報道もあった。シント・トロイデンは昨年11月に日本のDMMグループが経営権を取得した“日本資本”クラブであり、1月にはアビスパ福岡からU-20日本代表DFの冨安健洋も獲得している。
だが、1月にシント・トロイデンのCEOに就任した立石敬之氏はその噂を否定。「噂を否定させてもらいたい。我々は森岡と話をしたことはなかった」と同氏のコメントをベルギー『HBVL』が伝えた。
アンデルレヒトへ移籍した森岡は、当初は新天地への適応に苦戦したが、レギュラーシーズン終盤戦では得点やPK獲得などの貢献を見せる試合が続いた。現地時間1日にはプレーオフ第1節の試合でFW久保裕也の所属するヘントと対戦する。
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