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首位攻防戦は広島がパトリック弾で川崎F撃破。無敗守ってJ1単独首位浮上

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

サンフレッチェ広島
サンフレッチェ広島のサポーター【写真:Getty Images for DAZN】

【川崎フロンターレ 0-1 サンフレッチェ広島 J1第5節】

 明治安田生命J1リーグ第5節の試合が31日に行われ、川崎フロンターレとサンフレッチェ広島が対戦した。

 前節までともに3勝1分けで勝ち点10を獲得し、1位と2位を占めていた両チーム。先に行われた試合でベガルタ仙台が暫定首位に浮上したが、勝ったチームが単独首位に立つ状況での激突となった。

 前半は昨季王者川崎Fがチャンスの数で上回る。だが11分、大久保がエリア内でのこぼれ球に反応して左足で放ったシュートはGK林がファインセーブ。前半はスコアレスで折り返す。

 エース小林も投入して1点を狙いにいく川崎Fだが、ゴールは奪えずに試合は終盤へ。だが85分、先制点は広島に生まれる。CKから柴崎の上げたクロスにパトリックが頭で合わせ、GKチョン・ソンリョンが大きく弾きそこねたボールを再びパトリックが押し込んだ。

 90分には川崎Fが同点に追いついたかに見えた。左サイドを突破した車屋がクロスを上げ、ゴール前にこぼれだボールを長谷川が押し込む。だが広島の激しい抗議を受けた審判団は、オフサイドがあったとして得点を認めなかった。

 そのまま試合終了を迎え、川崎Fは今季初黒星。無敗を守った広島が単独首位に浮上した。

【得点者】
85分 0-1 パトリック(広島)

【了】

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